Anthropic社が公式でskillsを公開している。これは共通規格なのでClaude CodeだけではなくCodexなどでも使える有能なスキルセットである。
とはいえ、そもそもなんのスキルがあるのか知らないと使うことも難しいのでまとめてみた。
algorithmic-art
説明(日本語訳): p5.jsとシードランダム性、インタラクティブなパラメータ探索を使ったアルゴリズムアートの作成。コードによるアート、ジェネラティブアート、フローフィールド、パーティクルシステムなどをリクエストされた際に使用。著作権侵害を避けるため、既存アーティストの模倣ではなくオリジナル作品を生成する。
解説: コードで動作するジェネラティブアート(生成アート)を作成するスキルです。数学的アルゴリズムやノイズ関数を使って、毎回異なる美しいビジュアルを生み出します。哲学的なコンセプト文書(.md)とp5.jsを使ったHTMLインタラクティブビューアを出力します。
brand-guidelines
説明(日本語訳): Anthropicの公式ブランドカラーやタイポグラフィを各種成果物に適用する。ブランドカラー、スタイルガイドライン、ビジュアルフォーマット、会社のデザイン基準が必要な場面で使用。
解説: Anthropicのブランドデザインに準拠したビジュアルを作成するスキルです。公式カラーパレットやフォント指定を自動的に適用し、Anthropicらしい見た目の資料や成果物を作成できます。
canvas-design
説明(日本語訳): デザイン哲学に基づいて.pngや.pdf形式の美しいビジュアルアートを作成する。ポスター、アート作品、デザイン、その他の静的ビジュアル作成リクエストに対して使用。著作権侵害を避けるためオリジナルデザインを作成する。
解説: ポスターやイラストなどの静止画ビジュアルをデザインするスキルです。algorithmic-artがコードによる動的生成を担うのに対し、こちらは静的なデザインファイル(PNG・PDF)の作成に特化しています。
claude-api
説明(日本語訳): Claude API / Anthropic SDK のリファレンス。モデルID、価格、パラメータ、ストリーミング、ツール使用、MCP、エージェント、キャッシング、トークンカウントなどの情報を提供する。
解説: Claude APIの仕様・使い方に関する包括的なリファレンススキルです。最新のモデルID、料金体系、SDK使用方法、ツール呼び出しの実装など、API利用に必要な情報をコードから参照できます。LLM関連の実装タスクでは積極的に呼び出すべきスキルです。
doc-coauthoring
説明(日本語訳): ドキュメントの共同執筆のための構造化ワークフローにユーザーを導く。ドキュメント、提案書、技術仕様書、意思決定文書などを書きたい場合に使用。コンテキスト転送、反復的な内容の改善、読者視点での検証を効率的に行う。
解説: ドキュメントをユーザーと対話しながら共同で作り上げるスキルです。単に文章を生成するのではなく、目的・読者・構成を確認しながら段階的に品質の高いドキュメントを仕上げるワークフローを提供します。
docx
説明(日本語訳): Wordドキュメント(.docx)の作成・読み取り・編集・操作が必要な場合に使用。目次、見出し、ページ番号、レターヘッドなどのフォーマットを含むプロフェッショナルな文書の作成、.docxファイルからのコンテンツ抽出、画像の挿入・置換、検索・置換、変更追跡やコメントの操作など。
解説: Microsoft Wordファイル(.docx)を扱うスキルです。Pythonのpython-docxライブラリなどを活用して、書式付きのWord文書をプログラムで作成・編集します。PDF・スプレッドシート・Google Docsは対象外。
frontend-design
説明(日本語訳): 新しいUIの構築や既存UIのリデザイン時に、独自性のある意図的なビジュアルデザインのガイダンスを提供する。美的方向性、タイポグラフィ、テンプレートのデフォルトに見えない選択をする際に役立つ。
解説: フロントエンドUIのデザイン品質を高めるためのガイダンススキルです。よくあるデフォルトデザインから脱却し、タイポグラフィや色使い、レイアウトの選択に意図的な個性を持たせるためのアドバイスを提供します。
internal-comms
説明(日本語訳): ステータスレポート、リーダーシップ向け更新、社内ニュースレター、FAQ、インシデントレポート、プロジェクト更新など、あらゆる社内コミュニケーションの執筆を支援するリソース集。
解説: 社内向け文書・コミュニケーション文章を作成するスキルです。会社が好む形式やトーンに合わせた各種社内文書のテンプレートやガイドラインを提供し、一貫性のある社内コミュニケーションを実現します。
mcp-builder
説明(日本語訳): LLMが外部サービスと適切に設計されたツールを通じてやり取りできるようにする高品質なMCPサーバーの作成ガイド。Python(FastMCP)またはNode/TypeScript(MCP SDK)で外部APIやサービスを統合するMCPサーバーを構築する際に使用。
解説: Model Context Protocol(MCP)サーバーを構築するためのガイドスキルです。外部APIをLLMから使えるツールとして公開するサーバーの設計・実装において、ベストプラクティスに従った高品質なコードを作成できます。
説明(日本語訳): PDFファイルに関するあらゆる操作に使用。テキスト・テーブルの読み取り・抽出、複数PDFの結合・分割、ページ回転、透かし追加、新規PDF作成、PDFフォームへの記入、暗号化・復号化、画像抽出、スキャンPDFのOCRなど。
解説: PDFファイルを操作するスキルです。pypdfやpdfplumber、reportlabなどのPythonライブラリを駆使して、PDF関連のほぼすべての操作をカバーします。ユーザーが.pdfファイルに言及したら積極的に呼び出すべきスキルです。
pptx
説明(日本語訳): .pptxファイルが入出力いずれかで関係するすべての場面で使用。スライドデッキの作成、.pptxからのテキスト抽出、既存プレゼンの編集・更新、ファイルの結合・分割、テンプレート・レイアウト・スピーカーノート・コメントの操作など。「デッキ」「スライド」「プレゼンテーション」「.pptx」への言及で発動。
解説: PowerPointファイル(.pptx)を扱うスキルです。python-pptxライブラリを使ってスライドデッキをプログラムで作成・編集します。プレゼン資料関連のあらゆる操作に対応し、.pptxファイルに触れる必要がある場合は必ずこのスキルを使います。
skill-creator
説明(日本語訳): 新しいスキルの作成、既存スキルの修正・改善、スキルパフォーマンスの測定。スキルをゼロから作成、既存スキルの編集・最適化、評価の実行、パフォーマンスのベンチマーク、スキルの説明文のトリガー精度最適化を行いたい場合に使用。
解説: スキルそのものを作成・管理するメタスキルです。このリポジトリのスキル開発ワークフローを熟知しており、新しいスキルのSKILL.mdを作成したり、既存スキルの品質を評価・改善したりできます。
slack-gif-creator
説明(日本語訳): Slack向けに最適化されたアニメーションGIFを作成するための知識とユーティリティ。Slack用のGIF制約、検証ツール、アニメーションコンセプトを提供する。「Slack向けにXがYしているGIFを作って」というリクエストに使用。
解説: Slackに投稿することを想定した軽量なアニメーションGIFを生成するスキルです。Slackのファイルサイズ制限やループ再生特性に合わせた最適化を行い、職場のコミュニケーションで使えるGIFを作成します。
theme-factory
説明(日本語訳): テーマで成果物をスタイリングするためのツールキット。スライド、ドキュメント、レポート、HTMLランディングページなど各種成果物に適用できる。10種類のプリセットテーマ(色・フォント)があり、作成済みの成果物に適用したり、オンザフライで新しいテーマを生成したりできる。
解説: ビジュアル成果物にテーマ(色・フォントの組み合わせ)を適用するスキルです。10種類の既製テーマから選ぶか、カスタムテーマをその場で生成できます。スライド・ドキュメント・Webページなど幅広い成果物のビジュアル統一に活用できます。
web-artifacts-builder
説明(日本語訳): React、Tailwind CSS、shadcn/uiなどのモダンなフロントエンド技術を使った、複雑なマルチコンポーネントのclaude.ai HTMLアーティファクト作成スイート。状態管理、ルーティング、shadcn/uiコンポーネントが必要な複雑なアーティファクトに使用。シンプルな単一ファイルHTMLには不要。
解説: claude.aiのアーティファクト機能向けに複雑なReactアプリを構築するスキルです。単純なHTMLでは対応できない状態管理・複数ページ・UIコンポーネントライブラリが必要な本格的なWebアプリを成果物として作成できます。
webapp-testing
説明(日本語訳): Playwrightを使ってローカルWebアプリケーションを操作・テストするツールキット。フロントエンドの機能検証、UIの動作デバッグ、ブラウザのスクリーンショット取得、ブラウザログの確認などをサポート。
解説: ローカルで動作しているWebアプリをPlaywrightで自動操作してテストするスキルです。ブラウザを実際に動かしてUIを検証し、スクリーンショットを撮ったりコンソールログを確認したりすることで、手動テストを自動化できます。
xlsx
説明(日本語訳): スプレッドシートファイルが主な入力または出力となるすべての場面で使用。.xlsx、.xlsm、.csv、.tsvファイルの開封・読み取り・編集・修正、新規スプレッドシートの作成、フォーマット間の変換、乱雑な表形式データのクリーニング・再構築など。成果物がスプレッドシートファイルであることが必須条件。
解説: Excelやスプレッドシートファイルを扱うスキルです。openpyxlやpandasなどのPythonライブラリを使い、データ加工・集計・グラフ作成・フォーマット変換など表計算に関するあらゆる操作をカバーします。WordやHTML・Google SheetsのAPI連携は対象外。