ポイント①「あなた」ではなく「わたし」を主語にして伝える
×「あなたもちょっとは手伝いなさいよ!」 ○「少し手伝ってくれると私は嬉しいな」
自分を主語にした「Iメッセージ」に言い換えてみましょう
ポイント②「疑問形」は非難に聞こえるので要注意
×「どうしてこんなに遅く帰ってくるの?」 ○「最近帰りが遅い事情があったら教えてほしいな」
ポイント③「ふつうは」という言葉をいったん捨てる
×「ふつうは女性が家事をするものだろ」 ○「2人らしい家事分担の形を見つけていこう」
自分の常識を押し付けずに、あくまでも「私はこう思う」「あなたはどう思うの?」と、お互いの気持ちを伝え合ってください。
パートナーと話すときは「ふつう」「〜すべき」「当然」という言葉はNGワードにしましょう。
ポイント④怒りではなく「一次感情」を伝える
×「なんで私が料理しなきゃいけないわけ?」 ○「仕事が忙しいなか、家事の負担も大きくて実はしんどいんだよね」
怒りは「二次感情」と言われています。
その根底には「さみしい」「悲しい」「つらい」というネガティブな一次感情が隠されていて、
そこから「怒り」という二次感情が沸き起こってしまうのです。
ポイント⑤どんなときもまずは「肯定的なメッセージ」を伝える
×「疲れているのに、うるさいなあ……」 ○「大変だったよね。いつもありがとう」
ポイント⑥自分の要望を押し付けず相手の気持ちや背景を「きく」
×「家事は来週からこの分担でやってね」 ○「お互い仕事も忙しくなってきたし、今後はこんな家事分担にしたいんだけど、どうかな?」