空売りとは

空売りとは

空売りとは、株価が下がると予想される時に、証券会社から株を借りて売り、その後株価が下がったら安く買い戻して返すことで、差額の利益を得る取引方法です。

高校生のみなさんにもわかりやすく説明するために、例えを使ってみましょう。

例えば、あるスマートフォンが今は10,000円で売られていますが、来月には新しいモデルが出るため、価格が8,000円に下がると予想されています。 空売りをする人は、今の10,000円でそのスマートフォンを「借りて」売ります。そして、価格が8,000円に下がったら、実際に8,000円でそのスマートフォンを買い戻し、最初に借りた人に返します。この取引で、2,000円の利益が生まれるわけです。 ただし、もし価格が予想と違って上がってしまったら、損をするリスクもあります。また、株を借りるための費用（貸株料）や、株価が下がるのを待っている間にかかる金利も考慮する必要があります。空売りはリスクが伴うため、しっかりとした知識と戦略が必要です。