動かざることバグの如し

近づきたいよ 君の理想に

バンドリを支えるインフラ構成

結構前になってしまうが、株式会社サムザップ主催のインフラ勉強会に参加した。

sumzaptechnight.connpass.com

そこで某神ゲーバンドリの生みの親こと、株式会社Craft Eggのインフラ担当者が発表していたのでメモ。

発表者 is 誰

山村英貴氏。親会社のサイバーエージェントからの移動?的な

株式会社Craft Egg 山村英貴(yamamura hideki)
京都大学工学部卒業。2013年サイバーエージェント新卒入社。 サーバーサイドエンジニアとして画像配信、広告配信、リアルタイム通信基盤、チャット基盤、アセットバンドル配信基盤などを担当、現在は「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」でサーバーとインフラを担当。

サーバー構成

インフラは主にAWSで運用してる

  • ユーザーDBは16台構成
    • r3 2xlarge r3 8xlarge 16台
    • ユーザーIDの剰余でDBを分割
  • 現在over 8000 req/s

リリース前はDB1台で捌く予定だったらしく(やばすぎ)、負荷試験かけると1200req/sで一瞬でCPUが100%になる症状が発生していた

そこで、ユーザーに紐付かない情報は共通DBに残しつつ、ユーザーに紐づくデータは分割することで負荷を分散させた

その他のよもやま話

  • Aurora MySQLの互換性は問題なし
  • Aurora MySQLはレイテンシが安定している 読み書き両方
  • ただしテーブルスキャン速度は普通(テーブルを全文舐めるようなクエリは普通の速度
  • スナップショット機能、データ巻き戻し機能はとても便利

他に使ったサービス

  • Athena ログ解析に使用
  • CloudFront
  • Route53
  • S3
  • Kinesis Firehose

ここまで話してくださって本当にありがとうございました。